第44回きさらぎ賞(GIII)は、マイネルブルックが優勝

 【JRA日本中央競馬会】 関西のクラシック路線の重賞、きさらぎ賞(GIII)は関東馬マイネルブルック(牡3歳)[藤田伸二騎手、田村康仁厩舎(美浦)]が中団からしぶとく伸びて優勝した。

 武豊騎手騎乗の評判馬ブラックタイドは、単勝1.5倍の圧倒的支持を受け、道中も絶好位につける完全な勝ちパターンに持ち込んだものの、勝負所の手応えで劣る勝ち馬に差される不甲斐ない競馬。ここ2戦同様、追い出してからの決め手の甘さを露呈し、今後に不安を残す敗戦となった。

 2番人気のタマモホットプレイは、ハナに立ったものの直線ばったりと失速して10着。距離が堪えた印象で、クラシック路線からは脱落と言っていい敗戦。