金沢競馬・冠競走「第2回ミルキーホースカップ」施行のお知らせ
第1回の顛末記も書いていないうちに,次のお知らせです。それにしても,後先考えてないな,自分。
施行日時:平成21年12月31日(木) 14時35分
競馬場:金沢競馬場
レース:第8競走,ダート1400m,12頭立て
レース名称:第2回ミルキーホースカップ
掲載予定メッセージ:NO HORSE, NO LIFE!
副賞:「進呈」と書いた封筒に入った「お米券」半年分
冬コミの三日目も,水樹奈々の紅白歌合戦も,断腸の思いで諦めて,雪の金沢競馬場へ日帰り強行軍で逝ってきます!(←開催中止フラグ)
競馬場にカウンターの寿司屋があるという都市伝説を確かめてやるぜ! ついでに,ウェンディーズの最終日も食べたいです。
追伸:第1回と第2回の顛末記は後日掲載予定です。
福山競馬・冠競走「第1回ミルキーホースカップ」施行のお知らせ
どもども。お久しぶりです。最近,中の人たちがすっかり競馬に関心を失い多忙になってしまい,まともに更新することができなくなっている競馬サイトの老舗「MilkyHorse.com」でございます。
これではいかん,ということで,せめて何らかの形で競馬界に寄与し続けたいと思い立ち,また,「まじかる☆さゆりん杯」の崇高な精神に倣って,定期的に冠レースを主催することに決めました。
というわけで,お知らせです。
施行日時:平成21年12月5日(土) 14時40分
競馬場:福山競馬場
レース:第8競走,ダート1600m,10頭立て
レース名称:第1回ミルキーホースカップ
レース名称の略称:第1回ミルキーHC
レース名称の由来?:"Someday, a milky horse will be a Milky Way Horse.(憶病な馬は,その賢さ故に,いつの日か宙を駆け抜ける天馬となる)”
レース名称の由来?:個人の競馬ウェブサイトとして開設11年目に突入した「ミルキーホースドットコム」を冠したレース名です。
副賞:「進呈」と書いた封筒に入れた「お米券」半年分
当日は競馬新聞に「ミルキーホースカップ」の名が載り、ネット中継でも「ミルキーホースカップ」と放送され、競馬場のおじさんたちが「第8レース・ミルキーホースカップは何を買うか」と頭を悩ませてくれるかと思うと,ちょっと感動しますね! 唯一の問題は,当日,表彰式に中の人が一人も駆け付けることができないかもしれないことですが。本当の目的は,「かみちゅ!」DVD第11話「恋は行方不明」(TV未放送)の舞台探訪なのです。
前評判的には(←どこのだよ),アイドルマスター4周年記念を見事制した圧倒的な実績馬リュウジンハーバーに対して,大垣啓二還暦記念2着のウィナーズディアや祝☆幸恵誕生日記念3着のサンマルマドンナがどこまで食い下がっていくか,というあたりがポイントではないでしょうか。あと,ラブリーソングによる福山けいばCLUB賞最下位からの巻き返しにも注目したい。
さあ。次の週末は,福山龍馬ではなく,福山競馬でレディ〜ゴー!!
追伸。
アングロアラブ系単独競走の終焉―福山市営競馬開設60周年記念 アラブ特別レジェンド賞 観戦記―
お久しぶりです。日本国内におけるアングロアラブ系単独の競馬が終幕する*1ということなので,せっかく近在しているのも何かの縁だろうと思い,2009年9月27日,重賞・アラブ特別レジェンド賞が開催される福山競馬場(広島県福山市)を探訪しました。
JR福山駅からの交通手段としては,競馬開催日には福山駅前のバス停から無料送迎バスも出ているのですが,駅の南口(福山城方面ではなく,バスターミナル方面)を出てすぐの地下にある福山駅南有料自転車駐車場で1日150円のレンタサイクルが行われていますので(要・身分証),自転車を借りて街並みを散策しながら競馬場へ向かうことにしました。駅前の大通りを一本道,芦田川方面へ南下するだけですので,初めての人でも道に迷うことはまずないでしょう。自転車で駅から競馬場までの所要時間は約10分です。
競馬場の入場門で100円玉を投入すると,ゲートが開き,あっという間にメインスタンド前に到着します。入場門わきからは,専門予想紙売り場と食堂が立ち並んでいて,パドックまで至近距離です。実にコンパクトな配置です。
ちなみに,食堂の店内は,どう見ても“昭和”。うる覚えですが,おでん500円,焼きそば300円,生ビール300円,かき氷200円だったでしょうか。そういえば,ホルモン焼きそば400円なんてやつもあったなあ。…おや? ちなみに,ゴール板前とパドックや食堂の間は1分とかからず往復できますから,レースの合間に飲み食いして憩いながら,パドックをじっくり観察して,馬券購入&生観戦を繰り返しても,まったく時間にゆとりが残ります。それにしても,福山競馬場を訪れたのは数年ぶりですが,相変わらずロハスな競馬場のままでした。
たまにはオッズパークを使わなければということもあり,競馬場の中にいるにもかかわらず,あえて携帯電話から馬券購入をちまちまと繰り返しながら,第10レースを待ちます。一日の馬券を予算内で済ますためには,現金を持ち歩かないに限るんですよ(小市民的な生活の知恵)。
さて,この日のメインスタンドには,アングロアラブ系単独競走の終幕を告知する看板が掲げられていました。ちらほらと報道関係の腕章を着用した人も行き来しており,それなりに一般紙を含めて報道関係からの注目も大きかったようです(たとえば,中国新聞,福山エース。他に,RCC中国放送やNHKも見かけました)。
それにしても,この日の福山競馬場,人が多すぎ。今年度の福山市営競馬は単年度黒字の達成が極めて厳しい状況下にあるという地元紙の報道があったばかり。主催者の福山市は競馬事業継続の前提条件として「単年度収支の確保」を掲げているため,急速に来年度以降の開催に向けて不透明感が増しつつあります。にもかかわらず,この人出…。“この入場者数で赤字になるのはなぜだろう?”と思わず小首をかしげたくなります。
肝心のアラブ特別レジェンド賞のほうは,1番人気に応えてザラストアラビアンが優勝しました(NAR競走成績)。勝因は宿命的としか思えない馬名*2。本調子ならばフジノコウザンで鉄板だったのでしょうが,3週間前に捻挫した影響でこの間馬場入りできないままだったのがさすがに堪えた模様*3。それでも2着に粘るんだから,すごいぜ,フジノコウザン。さすがは“六車奈々の元恋人”だぜ!*4。3番人気に推されたホワイトモンスターは,残念ながらスタート直後に躓いて騎手が落馬寸前になった影響で4着に沈みました。
最終レース終了後は,にこにこホールでジョッキートークショー&「アラブ特別レジェンド賞」レース反省会。出席者は,“福山の魔術師”岡崎準騎手(デラノキセキ騎乗),“瀬戸内の貴公子”嬉勝則騎手(ホワイトモンスター騎乗),“福山のゴールデンスラッガー”三村展久騎手(ザラストアラビアン騎乗)。そして,表彰式で“アラブへのお手紙”*5を読み上げた六車奈々さん。
ちなみに。後検量や何やかんやでトークショーの開始に遅れてしまったと思しき三村展久騎手が,普通に構内をお客さんの中に混じってとことこ歩いてきて,会場を取り囲むお客さんの後ろのほうでその熱気に気圧されていったん弾き出されてしまい*6,180°遠回りしていたらファンの人たちに普通に捕獲されて記念撮影に応じていて,それはそれで楽しそうな感じでさらに時間が過ぎていき,その後改めてトークショーに加わった頃には一人だけ缶ビールをもらいそびれていたことは,内緒だ。
そして,そのトークショーでの会話の流れから判明したことなんですが。この日の福山競馬場の入場者数は,「正月競馬並みの大盛況」だったんだそうです。やはり,アングロアラブ競馬の最後ということで,それなりのアナウンス効果があって,全国各地からコアなファンの方々が来場されていたみたいです。この日の賑やかさは,やはり特需によるものだったわけです。
というわけで,福山競馬場の単年度黒字維持のためには,福山競馬の本場開催のときに,(1)競馬場入場者数の増加と(2)インターネット投票を含む馬券売り上げの回復が必須なことに変わりはないようです*7。今後残されたアングロアラブ系はサラブレッドとの混合競走に活路を見出していくことになりますが,サラブレッドに混じって勝ち抜いていかなければならないアングロアラブの勇姿は,そのまま福山競馬場の将来と重なり合うものなのかもしれません。(文責:ぴ)
*1:各種報道に接する限り,アングロアラブ系の生産頭数は近年ほぼ途絶えてしまい,最後の砦だった福山競馬場でもアングロアラブ系の所属頭数が40頭を割れ込むに至り,ついにアングロアラブ系単独でレース編成することが不可能になったという経緯がある模様です。
*2:断言するのかよ。
*3:ちなみに,パドックでおっちゃんたちが「トモが寂しい。駄目だこりゃ」「そのわりには馬体は引き締まっとる。もったいないのう」「なんでカバキチと複勝のオッズが同じなんだ?」なんて会話していた。
*4:この日の第7レース終了後に現地で催された“「アラブ特別レジェンド賞」レース検討会”に参加した人にしか分からないネタ。
*5:ザラストアラビアン関係者が居並ぶ前で,“いかにして私はフジノコウザンアングロアラブ系と出会ったか”を朗々と語ってくださいました。
*6:みんな前方ばかり観ているから,後ろでひるんでいる三村騎手に気付かなかった。
*7:福山市営競馬直営の場外馬券売場を独立採算に見立てると,すべての箇所で黒字を維持しているとのこと。赤字なのは,競馬場本体の収支というわけです。
blog.milkyhorse.comが収集しやすい競馬ブログの仕様について
1.ブログ全体が競馬・馬産の話題に特化している。
(ただし,はてなダイアリーに限っては,タグのひとつに競馬の話題がまとまっていればOKです)*1
2.RSSを配信しているに越したことはない。
(ただし,Atomには対応していません)
(ただし,たとえば楽○ブログやs*es*aのように,広告が多数混在するノイズ過多は扱いにくいです)
3.RSSを配信していないのならば,せめて個別記事へのリンクをまとめた特定のhtmlページがある。
(さらにいえば,個別記事へのリンクには,個別記事の表題が含まれているほうが望ましいです)
(ちなみに“More...”とか“続きを読む”といった張りかたはノイズ過多で扱いにくいです)
4.多分,はてなブックマークで注目されれば,勝手にクロール対象に追加されてしまう。
(なぜかそういうことになっているのです)
(文責:ぴ)
MilkyHorse.com本家サイトのリニューアル作業完了
その場の思い付きで書き滑ってしまった通り,MilkyHorse.comの本家サイトをリニューアルしました。
続きを読むMilkyHorse.comの本家サイトを何とかしたい(ホントですよ)
id:Southendさんやid:momdoさんたちが最近ごにょごにょされているようなので,当方も今月末にでも何らかのリニューアルをしたいものだと苦慮する今日この頃です。検索ワードを工夫してRSSを調合するというスタンスのまま,ニュースとブログの一覧性だけは何とかしたいんですけどね。
ただし,はてなRSSはメンテナンスする上で勝手が大層悪いので,破棄する方向で。はてなダイアリーもはてなグループも,正直,ニュースサイトには向いていないというのが実感。wikiもメンテがつらい。ちなみに,TARGETはデータ出力系が意外とめんどくさい。それに,そもそもJRA-VANの元データ流用には根深い法律上の問題があるし*1。また,過去ログを保管する気も,さらさらありません。とにかくメンテにかかる中の人の負荷は超軽量でなければならないのです。
本来,時事を通り過ぎて競馬史として耐えるような事柄を,Retsuden.comで末永く簡素に保守する。それが、ミルキーの目指すべきひとつの理想形なんですよね。こちらは,これでも,それなりにがんばり続けているつもりなんですよ*2。
そして,気軽に速報を読み捨てられる,いわばgoogleニュースの競馬特化版が,ミルキーの目指すべきもうひとつの理想形なんですよね。こちらは,とてもそんな現状ではありませんけど。(文責:ぴ)
*1:当方の記憶に間違いがなければ,むかーしむかし,旧UmaSQL Project事件というのがあってだな(以下略)。
*2:ちなみに,競馬ウェブサイト史概観ならば,『馬券日記オケラセラ』さんによるNHKドキュメナリー「映像の世紀」風味な「競馬サイトの夜明けを綴る」(1)(2)(3)(4)が,やはり素晴らしい。こういう文章は末永くネット上に存在し続けて欲しいものです。
コミックマーケット72で管理人が寄稿した同人誌が頒布されます
御無沙汰しています。
サーバーのお守りをするのが精一杯なMilkyHorse.com管理人から,お知らせです。
不定期絶賛更新停止中の「競馬サブカルチャー論」が機縁となりまして,MilkyHorse.com管理人がコミックマーケット72で頒布される同人誌にゲスト寄稿いたしましたので,念のためお知らせします。
ただし,拙稿は競馬関連の文章ではありません。ノベルゲーム関連です(id:milky_rosebud)。どういうことかといいますと,「馬と『Kanon』」や「馬と『ONE〜輝く季節へ〜』」を叩き台に,馬の「う」の字も出てこなくなった内容です。詳細な告知については下記の通りですので,分かる人にだけ御笑覧いただければ幸いです(本当に)。