ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.)が2007年にも日本での重賞競走への賞金提供を検討

 http://www.jair.jrao.ne.jp/japan/newsprot/2005/body/0825.html#P1

 ブリーダーズカップ社の登録担当である副社長のドラ・ヒューズ(Dora Hughes)女史は、2006年に同社はこれらの国におけるステークス競走にブリーダーズカップ基金を提供することを検討し、そしてこれらのステークス競走は2年以内に創設される見通しだと述べた。国外のレースにブリーダーズカップの資金を提供することで、ブリーダーズカップ社および欧州ブリーダーズ共通基金(European Breeders’ Fund Common Fund)に対してそれらの国の種牡馬を登録させ、生産者には彼らの産駒を登録するように仕向けることができるであろう。
 ヒューズ女史は、「私たちは日本やオーストラリア、南米のステークス競走への賞金提供の可能性を探っているところです。種牡馬や産駒の登録料は高くありませんが、多くの場合、ブリーダーズカップ・デーのためにアメリカに遠征してきた馬にしか登録料を還元できる機会がありません」と述べた。

 既報済み記事の日本語訳ですので、特にコメントはありません。
 ブリーダーズカップ基金に登録料を支払ったところで、産駒がブリーダーズCに出走するとは限らない種牡馬を多数繋養している国(例えば、日本)向けに、「産駒がブリーダーズカップ・デーに出走しないのなら、代わりにその国(例えば、日本)の重賞スポンサーになって登録料分をきちんと還元するよ」という企画です。要するに、「だから、ブリーダーズカップ基金に金を払え」という次第(要約し過ぎ?)。 (文責:ぴ)