静内温泉の利用客が低迷―「しずない温泉まつり」開催など新企画でテコ入れへ

 http://www5.hokkaido-np.co.jp/onsen/article/20050729_01.php (Google マップ)

 静内町役場保健福祉部によると、静内温泉の昨年度の日帰り入浴者数は十三万八千百九十八人、宿泊客は七千六百六十二人で、いずれも過去五年間で最低だった。

 確かに、新冠温泉ができてから、観光客の流れが変わってしまった印象は否めません。しかし、地元の馬産関係者が利用する割合が大きい分、いろんな噂話が浴場や脱衣所で普通に交わされていて、お湯に浸かりながら周囲の会話に聞き耳を立てているだけでドキドキできる静内温泉は、とっても素敵な社交場です。ちなみに、どれくらいドキドキできるかというと、例えばウォーエンブレムが輸入される少し前ならば「社台グループがシングスピールを導入する」という当たらずといえども遠からずの微妙な噂話が飛び交っていたりするくらいなのです。
 静内町役場としても、テコ入れを図るとのことで、

 静内温泉まつり(仮称)の開催や、看板などの環境整備、定期券の発行、地場産品を使った季節料理の提供、宿泊者の集約

といった新企画が準備されているそうです。頑張れ、静内温泉! ライバルは新冠温泉だ!(再確認) とにかく、今後の巻き返しに期待です。本当は、老朽化している施設を建て直すのが最善だと思いますけど(お後がよろしくないようで)。 (文責:ぴ)