更新停止・縮小が連鎖しても、それは競馬系個人サイトの仕様に過ぎないという見解
季節の変わり目は体調だけでなく、サイト運営にも影響を及ぼしやすいようです。
つい先日、「競馬ニュース系」個人サイトが相次いで更新停止・縮小したという話題に触れたばかりでしたが、
「競馬ニュース系」個人サイトにおける更新停止・縮小の連鎖
2005年6月30日:Horseracing-news.com (更新停止)
2005年7月18日:PURE GOLD (更新縮小)
2005年7月19日:血統の森 (更新休止)
今度は、「海外競馬系」個人サイトで更新停止・縮小の連鎖が起ころうとしている模様です。
「海外競馬系」個人サイトにおける更新停止・縮小の連鎖
2005年7月26日:名牝達の後宮 (更新縮小)
2005年7月27日:競馬ウォーカーブログ (更新縮小)
個人サイトの宿命とはいえ、こうも連鎖するというのは極めて異例だと思われます。
しかし、古今、「競馬ニュース系と海外競馬系」個人サイトの系譜には、更新停止と更新再開を繰り返してこそ本物という悪しき慣習があります。今回の事態も、深刻な問題ではありません。仕様です。
むしろ、他業界のサイトならば更新停止に追い込まれるような深刻な個人的事情が管理人に生じたとしても、競馬ニュース系と海外競馬系の個人サイトは土俵際で思いがけない粘りを発揮し、閉鎖の危機を乗り越え続けていく点にこそ、真骨頂があるのではないでしょうか。
競馬ニュース系でいえばMilkyHorse.com (id:milkyhorse)というサイト(自分で言うか)が、海外競馬系でいえばHorse Racing Data Site (id:appletree)さん(無断引用)が、まさにその仕様を体現し続けている個人サイトです(ともに1998年開設)。また、個人による総合競馬サイトとしては、馬自北方来〜馬の北方より来る〜さんという"レジェンド"を挙げないわけにはいきません。何といっても、1998年以前から現在のスタイルで続いている点は特筆すべきことです*1。
光は絆です。2〜3年で辞めるなんて甘っちょろいことを言わないで、早く帰ってきてください(励ましているつもり?)。 (文責:ぴ)
*1:ちなみに、トロネイ(id:toronei)さんも別格なのですが、それはまた別のお話。「本馬場入場」は何年前でしたっけ? 今となっては、何もかもが懐かしいですね。