競馬界の首脳、電話投票の合法化を要請(アメリカ)

 http://www.jair.jrao.ne.jp/japan/newsprot/2005/body/0714.html#P1

 さまざまな方面でサラブレッド競馬に関係している4人の競馬団体首脳からなる委員会が、4月22日にレキシントンで開催された国際競馬委員協会(Association of Racing Commissioners International, RCI)の年次会合に出席した規制当局者に対し、預託型電話投票を認めることをそれぞれの競馬統括機関に働きかけるよう要請した。オレゴン州競馬委員会の会長スティーヴ・ウォルターズ(Steve Walters)氏は、「たとえ電話投票が違法であるとしても、この投票はすでに行われています。電話投票を認めないことにより、馬券購入者を海外の投票へと駆り立てています。したがって、電話投票を合法化して、その資金を各競馬統括機関で管理すべきです」と述べている。

 むしろ、米国で馬券電話投票が違法だということの方が驚きです。
 米国では、原則として各競馬場が主催者であること、民営競馬であるという二点が、全米規模での購入資金預託型決済システムの導入を困難にしている模様です。
 日本でいえば、地方競馬の各主催者が共同で電話投票システムを一本化して運用しているD-netが参考になるのではないでしょうか。つまり、NTRA全米サラブレッド協会は、電話投票システムに限っては、NAR地方競馬全国協会を模範にするべきなのです!(違います) (文責:ぴ)