シーザリオがアメリカンオークス(米GI)優勝し、日米オークス馬の栄誉に輝く

 http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200507/ke2005070501.html

 米国競馬の第4回アメリカンオークス(3歳上牝、芝10f、12頭、GI)は3日、米カリフォルニア州ハリウッドパーク競馬場で行われ、福永祐一騎手が騎乗したオークス馬のシーザリオ(3歳牝、栗東角居勝彦厩舎)が優勝し、日米オークス制覇を飾った。
 日本馬の米GIレース制覇は初の快挙。米重賞制覇は1959年にハクチカラがワシントン・バースデーハンディを制して以来46年ぶり。

 とりあえず、レース直後の模様やオンデマンドでのレース映像・実況配信は下記の各リンク先で視聴することができます。
 http://www.jra.go.jp/videointeractive/americanoaks.html
 http://blog.radionikkei.jp/oaks/index.php?ID=12
 http://blog.radionikkei.jp/oaks/index.php?ID=11
 サンデーサイレンスの父系が、孫の代でついに米国GI制覇を遂げたわけですが、父スペシャルウィーク産駒で達成するとは意外な巡り合わせでした。父内国産馬での日米オークス連覇なんて代物を現実に目にする日を迎えようとは、隔日の観を禁じ得ません。

 あえて、堅苦しいことを申せば、今回のレースは芝コースでの快挙に過ぎません。それに、昨年もダンスインザムードが2着好走しているように、アメリカンオークスと日本産馬との相性も抜群のようです。とするならば、今後、米国競馬の本場・ダートコースでのGI優勝馬を輩出して、初めてサンデーサイレンスの父系が米国競馬へ「恩返し」することになるのではないでしょうか。そして、その日が到来することも、決して夢物語ではありません。

 それにしても、今年、生産牧場・ノーザンファーム&馬主・キャロットファームの組み合わせは絶好調ですね。

 また、久しぶりに一般新聞の五大紙が揃って速報記事を掲載していたことからも、この話題のニュースバリューを窺い知ることができます。 (文責:ぴ)
 http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20050704i5z2.htm
 http://www.asahi.com/sports/update/0704/024.html
 http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/keiba/news/20050704k0000e050018000c.html
 http://www.sankei.co.jp/news/050704/spo034.htm
 http://sports.nikkei.co.jp/news.cfm?i=2005070400915n0
 http://www.netkeiba.com/worldlocal/world/column/?param%5Bno%5D=6780
 http://www.bloodhorse.com/viewstory.asp?id=28893
 http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=55755&subsec=2