[高崎]第6回まじかる☆さゆりん杯ヤマユリ特別|優勝:サクラエスポワール|父:サクラローレル|生産:静内町・新和牧場

 高崎競馬の冠協賛レースの老舗として高崎競馬ファンにお馴染みの、第6回まじかる☆さゆりん杯ヤマユリ特別は、単勝一番人気に推された父サクラローレル産駒のサクラエスポワール(牝3歳)[内田利雄騎手、矢沼浩二厩舎(高崎)]が、中団追走から早目に進出し、直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1:32:0。勝ったサクラエスポワールは、倉田佐祐理さんと同じ5月5日生まれ。

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 スタートから逃げた父メジロパーマー産駒のデルマヨッシーが粘って2着。ただ1頭宇都宮から遠征した父ヒシアリダー産駒のマンリーマンが、先行策から流れ込んでの3着。

 勝ったサクラエスポワールは、父が1996年の天皇賞・春(GI)、有馬記念(GI)を勝ち、種牡馬としては2002年の京成杯(GIII)勝ち馬ローマンエンパイアや、昨年のフローラS(GII)勝ち馬シンコールビーなどを輩出しているサクラローレルで、母がサクラアガシ(母父トニービン)というさくらコマース縁の血統で、近親に1995年の天皇賞・秋(GI)勝ち馬サクラチトセオーや1995年のエリザベス女王杯(GI)勝ち馬サクラキャンドルがいる。北海道・静内町新和牧場の生産で、馬主は(株)さくらコマース。今年の1月にJRA藤原辰雄厩舎(美浦)からデビュー。新馬戦で4着に入り、その後も未勝利戦で3着に入るなどしたが、5月のレース後に休養に入って8月に復帰後は冴えず、結局7戦未勝利のまま高崎の矢沼浩二厩舎に移籍。ここは高崎への転入緒戦だった。

関連:「まじかる☆さゆりん杯」協賛サイト