5月24日の八汐賞-宇都宮は、パワフルダンサーが優勝

 【Keiba.go.jp 地方競馬情報サイト】 [3歳以上:宇都宮・ダート2000m:晴・重]

 単勝1.4倍と圧倒的な1番人気に推されたパワフルダンサー(牡6歳)[野澤憲彦騎手、平石正巳厩舎(宇都宮)]が、好位追走から勝負所で進出。直線の叩き合いを制して優勝した。勝ちタイムは2:11:0。

 春光賞3着のブリッジクリアーは、先行策から4角で先頭に立ったものの、最後は勝ち馬にねじ伏せられて2着。2番人気のマイネルケイローンが後方から追い込んで3着。

 以下、JRA1000万下から金沢経由で宇都宮に転入し2戦目のコウエイシャープが中団から流れ込んで4着。春光賞5着のダイマジンオーが後方からジワッと追い上げて5着。

 昨年の足利記念2着馬レザーネックは、3番人気に推されたものの中団から伸びを欠いて6着。この春、北海道から宇都宮に転入してきた2001年のJBCスプリント(統一GI)3着馬フレアリングマズルは、先行したものの勝負所で一杯となりブービーの9着に沈んだ。

 勝ったパワフルダンサーは、父グルームダンサー、母フェローズドーター(母父マルゼンスキー)という血統構成。2歳6月に名古屋でデビューし、2歳時は兼六園ジュニアカップ2着、ライデンリーダー記念2着など東海公営のトップクラスで活躍。3歳時から大井に転厩し、条件戦で地味に活躍。昨秋に宇都宮に転厩すると、転厩初戦の特別戦を1.2秒差で圧勝し、続くとちぎ大賞典も快勝。今年は、織姫賞2着、ブライアンズロマン記念2着など、勝ちきれないレースが続いていたが、前走の特別戦を快勝して調子を上げていた。