今年のラフィアンをスクールウォーズ風に語るスレ＠2ch競馬板

【競馬板@2ちゃんねる】　「この物語は、ある牧場の荒廃に戦いを挑んだ熱血ブリーダー達の記録である。日本競馬界においてお世辞にも良血とは言えないラフィアン軍団が荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年でクラッシック制覇をなし遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余すところなくドラマ化したものである。」

　「第１回それは涙で始まった　第２回泥まみれの蹄鉄　第３回謎の名牝　第４回開かれた戦端　第５回最後の闘魂　第６回涙の最終レース　第７回嵐の第１レース　第８回愛すればこそ　第９回愛って何だ　第１０回燃える太陽　第１１回死と友情と　第１２回愛は死線を越えて　第１３回力の限り生きた　第１４回一年目の奇跡　第１５回不良調教師　第１６回厩舎とはなんだ　第１７回最後の競馬場　第１８回去りゆく君へ　第１９回友よ安らかに眠れ　第２０回われら中山に立つ　第２１回勇気なき者は去れ　第２２回勝ってから泣け　第２３回北海道のヒーロー　第２４回府中へ飛べ千羽鶴　第２５回微笑む女神　第２６回　淀よ永遠なれ」

「皐月賞は第２２回『勝ってから泣け』です。」

「俺は他人を顧みない良血馬よりも、お前らの方が好きだ。
しかし、今日のお前ら最低だ。それは競馬をなめているからだ。
生きるってことをバカにしている。いま自分がやっていることを、
ひたむきにやらないで、この短い人生でいったい何が出来ると思ってんだ。
よく考えて見ろ！相手も同じ３歳の競走馬なんだ。
同じ歳、同じ背丈、頭の中だって、そう変わらんだろ！
それが何で１馬身以上の差がつくんだ。お前らゼロか！ゼロな馬なのか！
いつ何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わるのか！それでいいのか！
お前らそれでも男か！悔しくないのか！ブルック！サンビーム！バルク！」

バルク「悔しいです。今までは勝つのが当たり前だと思ってたけど、
にやついて笑ったけど、いまは悔しいです！チキショー」
岡田「悔しいのは誰でもそう思う。でも思うだけじゃダメだ。
お前たちそれでどうしたいんだ。どうしたいんだ！」
バルク「勝ちたいです！」ブルック「社台一高に勝ちたいです！」
岡田「ちょっと待て。社台一高はたったいま一馬身以上も取られた相手だぞ！」
デュプレ「敵を取りたいんです！」
岡田「しかしな、一高に勝つためには、並大抵の努力じゃ勝てないんだぞ！
血ヘドを吐いて死ぬほどの練習をしなきゃならん！」
バルク「はい。やります！」
岡田「誰も助けてくれるわけじゃない。どんなに苦しくても言い訳はきかないんだぞ！
お前たちそれでも勝ちたいか！」
サンビーム「勝ちたいです！勝ちたいよー！」

「よーし。よく言った。俺が必ず勝たせてやる！
そのために俺は、これからお前たちを殴る！
いいか、殴られた痛みなど3日で消える。
だがな、今日の悔しさだけは絶対に忘れるなよ！
バルク、がんばれよ！よし、歯を食いしばれ！」

―――引用、おわり―――

　心身ともに疲弊した状態で夜中に読んだせいもあってか、管理人的には笑いのツボに命中。dat落ちする前に、ぜひともご覧ください。コスモバルクも大変ですね。