在UAE米国大使館に対してテロ警告―ドバイワールドカップ(首GI)開催時期を狙ってか

 【JAIR競馬国際交流協会】 ロイター通信によると、在UAEアラブ首長国連邦・米国大使館が大使館業務遂行に関する脅迫を受けたため現地時間3月24日から業務を一時停止した。これに伴い、在ドバイの米国総領事館も業務を中止している。

 この時期のUAEアラブ首長国連邦は、3月27日のドバイワールドカップ(首GI)開催に参戦・観戦するため米国人を含む多数の外国人が滞在しており、外国人が多数関わる同開催そのものがテロリストに狙われているおそれも否定できない。

 このため、米国国務省UAE国内の治安状況を再点検する作業を行っているが、特に具体的なテロ計画が探知されていないこともあり、現地3月27日には大使館業務を再開できる見通し。

 今のところ、ドバイワールドカップ(首GI)開催に対する直接の影響は出ていない。