『競馬最強の法則DIGITAL+POG vol.6』にMilkyHorse.comの紹介記事が掲載されました

 5月18日に発売された『競馬最強の法則DIGITAL+POG vol.6』にて、当欄MilkyHorse.comの紹介記事が掲載されました。

競馬最強の法則DIGITAL+POG〈vol.6〉―SS不在のPOGで勝つ!8つの裏作戦

競馬最強の法則DIGITAL+POG〈vol.6〉―SS不在のPOGで勝つ!8つの裏作戦

 109頁からの特集記事「更新が頻繁で、使えるサイトが勢ぞろい!競馬TOPブログ&サイト29」にて、「競馬サークル編」「競馬有名人編」「POG情報編」「馬主編」「一般人予想編」の区分に応じて、競馬ライター・佐々木祥恵さんの筆による懇切丁寧な紹介記事が掲載されているわけですが、当欄はなぜか
 「競馬マスコミ人がこぞってブックマークする最重要サイト」*1
という別格扱い*2で、しかも管理人のインタビュー付きで載っています(誇張)。
 1頁丸ごと割かれた「武豊日記(武豊オフィシャルサイト)」にこそ及びませんでしたが、「フサイチDX」の約1.3倍、「須田鷹雄の日常・非日常」の約2倍以上のスペースを充ててもらい、MilkyHorse.comの中の人一同、狂喜しています。
 本当にありがとうございました。

 さて、肝心の『競馬最強の法則DIGITAL+POG vol.6』の中身なのですが、上記の特集記事のほかにも、①ターザン山本氏と藤田伸二騎手がボクシングについて熱く語る対談記事があるかと思えば、②熊沢重文騎手が「中山大障害を勝ったら、…辞めてもいい」と怪気炎を上げており、③池江泰郎池江泰寿調教師親子とノーザンファーム早来という旬な組み合わせのドキュメント記事が載っているかと思えば、④Derlayの帽子をかぶった川島正行調教師が父クロフネ産駒の馬体診断に取り組んでいたりと、さすが半年に一回しか出ない別冊だけのことはあります。
 癖のある記事ばっかりで、とても面白かったです。2000円を支払って買っただけの甲斐がありました。

 そんなボリュームたっぷりな『競馬最強の法則DIGITAL+POG vol.6』なのですが、上記の各記事にも増して当欄の心をわし掴みにした広告記事があります。
 それは「ホースレースIスポットで初デート!」(60頁)です。
 彼女いない歴28年の泰造クンが、昨年入社した恭子ちゃんをデートに誘い出すことに成功しました。そんな彼が選んだ初デートの舞台は―そう、桜花賞の日の阪神競馬場だったのです。
「たぶん、どこへ行っても緊張して失敗してしまう」
そこで泰造クンは考えたのです!
「ならば、自分のホームグラウンドで勝負したい
 さて、デートの成否やいかに?
 こんなベタベタな設定にもかかわらず、文章からを感じてしまうのは当欄が変なのでしょうか。そして、クライマックスでは―。

 最終Rが終わり、日も傾いた阪神競馬場―。泰造は、「スゴイ予想を披露する」という目標はかなわず、初心者の恭子ちゃんにズバリ本線で穴馬券を的中され、ふんだりけったりの気分…。
 いやいや、実はそうでもない。(超展開)
「お嬢さん、まだ今日は終わってはいませんよ。これから、レストランで食事でもどうです?」
 泰造が気取った調子で誘いをかけると、恭子ちゃんもそれに乗って、同じ調子で答えた。
「よろしくてよ。じゃあ支払いはワタクシが…(笑顔)」
(ここでテーマソング)

 張り巡らせた伏線とその一気呵成な消化―。
 当欄は、感動のあまり心の中で号泣しました。
 確かに、桜花賞の見事な予想を披露して恭子ちゃんの気を引こうとしていた泰造クンの作戦はもろくも崩れ去りました。しかし、泰造クンのデートの成功は、彼がデートスポットに競馬場を選んだ時点で既に約束されていたのです。これは、皐月賞馬が出走回避さえしなければ、皐月賞から直行しようが、青葉賞(GII)を叩こうが、プリンシパルS(OP)を叩こうが、京都新聞杯(GII)を叩こうが、どのようなローテーションを選んだにしても日本ダービー(GI)に必ず出走できるのと同じことです。
 馬の素晴らしさを理解する者は、時には馬に助けられ、恋を成就させることもできるのです。馬が果たした役割の大きさは、かくも計り知れません。そんな馬の偉大さを見事に表現した広告記事を掲載する『競馬最強の法則DIGITAL+POG vol.6』の素晴らしさは、もはや他言を要さないでしょう―。(文責:ぴ)

*1:ツッコミは無用です。

*2:いろんな意味で。